「ジャカルタではどんな携帯会社があるの?」
「どのSIMを買えばいいの?」
「空港に着いたらすぐに買えるのかな?」
日本からジャカルタへの渡航前の準備として、どの携帯キャリアを利用するのか決めておくことはとても重要な準備の1つです。
日本の携帯会社を利用し続けるのか、インドネシアの携帯会社を使用するのか。普段料金をあまり気にせずにスマホを使っている人は、渡航前に一度見直しておいたほうがいいポイントです。
では今回はジャカルタ生活をお得にしてくれるインドネシアで使うべきSIMカードを紹介していきますので参考にしてくださいね!
ジャカルタの大手キャリアは?
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携帯会社 | Telkomsel | im3 ooredoo | XL axiata | 3 |
通話 | ◯ パケッジによる | 無制限 (他キャリアへの通話は有料) | ◯ パケッジによる | ◯ パケッジによる |
4G/LTE通信 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SIMサイズ | マルチSIM (標準/Micro/Nano) | マルチSIM (標準/Micro/Nano) | マルチSIM (標準/Micro/Nano) | マルチSIM (標準/Micro/Nano) |
特徴 | 4社の中で一番対応範囲が広い | インドネシアのほとん どの地域で使える | インドネシアのほとん どの地域で使える | ジャカルタ以外の地域は 繋がりにくい |
インドネシアで利用できる携帯会社は以上4社です。
それぞれジャカルタで利用する分には、大きなサービスの差を感じずに利用できます。4社とも料金の設定は大きな差はなく、1ヶ月の通信料金は12GBのパケット Rp85000(680円)程度。
通信量を使い切ってしまったら、都度専用アプリ、もしくはコンビニなどで料金チャージしてパケットを購入して使います。
日本の携帯料金は通常定額制で超えた分は後払いですが、ジャカルタで使える通信会社は前払い制。購入した分の通信量を超えたら、使えません。
プロモーションでパケットが安くなっていることも多いため、通信費は日本よりもはるかに安い金額ですみます。現在ラマダン(断食)の時期に入っており、テルコムセルのプロモーションを使うと1ヶ月利用期限、15GB Rp22000(176円)で購入することができます。
このように通常価格から半額以下になることも多く、利益度外視のプロモーションが多く行われているのもジャカルタの携帯会社の特徴でもあります。
日本の3大キャリアauやdocomoは使えないの?
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携帯会社 | au | docomo | softbank |
海外利用プラン データ通信 | 490円/日 (要事前予約) | 980円/日 (要事前予約) | 0~1980円/日 (渡航後に自分で設定) |
国際電話料金 日本あて | 260円/分 | 380円/分 | 295円/分 |
国際電話料金 日本から着信 | 155円/分 | 155円/分 | 195円/分 |
休止 | 事務手数料2,000円 月額使用料372円 (最大5年) | 事務手数料1,000円 電話番号保管月額400円 メアド保管月額100円 (最大3年) | 事務手数料3,000円 月額使用料390円 (最大5年) |
日本の三大キャリアの海外プランを調べてみました。
3社とも海外利用のための定額プランや、専用アプリまで用意されていました。auとdocomoは事前にプランへの申し込みが必要ですが、softbankは現地に到着してから自分で設定すればすぐに使える仕様になっています。
料金は、1日あたり安くても490円かかってしまいますので、短期出張の方向けのプランだといえますね。仮に490円のプランで30日間使い続ける場合、通信費だけで14700円かかってしまいます。
先ほど紹介したジャカルタで購入できるSIMカードを利用すれば、圧倒的にコストを抑えられますので、結論として日本のキャリアはジャカルタ渡航まえに解約か休止をしておくことをおすすめします。
休止の料金は、上記の表の最後の行で確認していただけます。出国前に手続きしておけば、月々400円程度で電話番号を保持しておくことができます。
ジャカルタ生活ならテルコムセル(Telkomsel)のSIMがおすすめ!
- インドネシア内での通信カバー範囲が広い!
- アプリからトップアップが楽々!
- インドネシア内の国内旅行の時もつかえる!
- 海外でも使える料金パッケージが豊富!
- 日本に一時帰国する際にもつかえる!
さて、ジャカルタ生活ではやはりインドネシアの携帯会社を使うのが一番お得ということがここまでわかりました。
ここからは、インドネシアで一番利用者が多く、最大手のテルコムセル(Telkomsel)社に絞って利用のメリット、使い方などを紹介していきます。
テルコムセルはインドネシア内での通信カバー範囲が一番広いです。インドネシアどこにいっても通じるので、安心して利用ができます。
また、海外ローミングプランも豊富で、利用シーンや容量に合わせて細かく自分でカスタマイズしながら使える様々な料金プランも魅力の1つ。
アジア出張が多い方でも、格安で海外プランも用意されているので、便利に使いまわせるというところが一番おすすめしたい理由ですね!
テルコムセル(Telkomsel)の料金プランを詳しくチェック!
テルコムセルの料金プランをジャカルタで使用する場合と、海外で利用する場合、それぞれ確認していきましょう。
通信量には電話料金は含まれませんので、電話したい時は別途1QUATA(15分)Rp10000 (80円)の電話のパケットを合わせて購入して使います。
通信量マックスでどのくらい?
こちらはテルコムセルの専用アプリのパケット購入の画面です。
インターネット通信料金はいくつか種類がありますが、2020年5月現状で一番大きなプランは1ヶ月15GBでRp22000(170円)のプランが一番大きなプランでした。*こちらの料金はプロモーション中のため少し安いです。
カフェによってはwifiが遅いところがあるので、そういった時はスマホとパソコンでデザリングして使うので、少し大きいデータ容量のプランに申し込みしておくのがおすすめです。
どんな海外プランがあるの?
10GB +2QUOTA 30DAYS | Rp 500.000(4000円) |
5GB 30DAYS | Rp 350.000(2800円) |
2GB 7DAYS | Rp 250.000(2000円) |
1GB +2QUOTA 3DAYS | Rp 200.000(1600円) |
海外で使えるプランはいくつかあります。
一番大きなプランでは、10GBの通信料金で、30分の通話料金がついて30日間使えるプランで4000円で利用が可能。
利用場所によってパケットが分かれていますので、行き先に応じてパケットを購入します。日本はアジアのパケットを購入すれば、問題なく使えます。
日本の3大キャリアの海外プランが1ヶ月利用で安くても14700円でしたので、それと比較すると圧倒的に安く海外でも利用ができます。
スカルノハッタ国際空港ターミナル3のSIMカードが購入できる場所を確認!
スカルノハッタ国際空港でSIMカードを購入できる場所はいくつかあります。星マークの場所でSIMカードを購入することができます。
一箇所で複数社のSIMカードを販売していますので、テルコムセルはもちろん、他の通信会社のSIMを検討されている方も一箇所にいけば、比較購買ができるので便利です。
最初は、SIMカードの料金と1ヶ月のパケット代金で大体Rp300000(2400円)ほどかかります。
支払いは現金でもクレジットカードでもどちらでも大丈夫です。料金の他にパスポートが必要になります。初期設定はすべて店員さんがやってくれるので、スマホを渡してSIMカード挿入と設定をやってもらいましょう。
この時に電話番号のナンバーを店員さんに確認してからお店を去るようにしましょう。では場所を確認していきましょう。
1.税関を出てすぐに一箇所
2.ファミマを右手に曲がって、突き当たりに一箇所
3.外にでて、タクシー乗り場に向かう途中で一箇所
あとは国内線の出口に一箇所です。(*写真なしですみません。)
接客はあまりきちんとしてくれないので、不安なことはその場でしつこく聞いてクリアにしておきましょう。
毎月の支払い方法やLinkAjaの使い方を紹介!
月々の支払いについてはテルコムセルのアプリにチャージをして、パケット購入するか、LinkAjaというキャッシュレス決済からもパケット購入ができます。
必要な手順はたったの2Stepです。
- アプリにチャージするかLinkAjaのアカウントにチャージ
(コンビニ、クレジット連携、現地銀行連携) - 必要なパケット購入
ひとつずつやり方を見ていきましょう。
アプリにチャージする場合
まずアプリを立ち上げて、赤丸の「Add Credit」でアプリそのものにチャージしていきます。
上記のチャージ金額から必要な分を選んでチャージします。
チャージ金額に応じて使用期限がありますので、購入するパケット料金分だけをチャージすればよいといえます。
支払いはクレジットカード、現地銀行のデビットカード、コンビニ支払い、テルコムセルのショップでチャージする方法など様々です。
チャージが終わったら、今度は赤丸右手の「Buy Package」を選択して自分が必要なパケット量を購入するだけです。
LinkAjaにチャージする場合
まずテルコムセルのトップ画面から、下に表示される「Account」という人マークのアイコンを選択します。
上から3番目の赤いアイコン「LinkAja」をタップします。
チャージ方法が表示されます。
現地銀行口座を開設しない人は、コンビニチャージがメインになると思います。
ジャカルタによくあるコンビニ「Alfamart、Indomart、Kantropos、GraPARI、FamilyMart、CircleK」のいづれかのコンビニに行き、レジの店員に頼めばチャージしてくれます。
チャージの際には電話番号とチャージ金額を聞かれますので、用意しておきましょう。
電話番号はSIMを購入すれば、付与されますのでご安心ください。
【注意】ジャカルタではインターネットwifiの繋がりが悪い?
私はテルコムセルを使っていますが、ジャカルタで生活していて、つながりづらいと感じたことはほぼありません。
たまに雨がたくさん降ると、インターネット速度がいつもより少し遅いように感じることもありますが、気になるほどではありません。
一方で、日本とのテレビ電話に関しては、途中で音声が止まってしまうこともあるので、正直電波ビンビンというような感じではないです。
あとは、稀にカフェのwifiがめちゃめちゃ遅いことがあるので、個人経営しているカフェではスマホとPCをデザリングして使うこともあります。
状況に応じて、柔軟に使えば、さほど不便することなくインターネットを使うことができます。
まとめ
では今回はジャカルタ生活で欠かせない、お得なSIMを紹介してきました。
日本と大きく異なる料金の仕組みに、最初は戸惑うかと思いますが何度かチャージして使っているうちに慣れてきますのでご安心ください。
Amazonで事前に購入できる海外プリペイドSIMなども売っていますが、使いきりになってしまうので、チャージして繰り返し使えるSIMカードを現地で購入するのが長期滞在者にはおすすめです。
今回紹介した方法を活かして、使ってみてくださいね。