【保存版】インドネシアジャカルタの面白い文化15選!

「ジャカルタと日本の文化の違いを知りたい!」

「どんな文化があるの?」

「用意しておいた方がいいことはある?」

 

ジャカルタはイスラム国家!宗教的にも文化的にも、日本とは違うな〜と感じることが多々あります。

そんな中で、渡航してからすぐに驚いたことを今回は一気に紹介していこうと思います。

渡航前の心の準備として、ジャカルタの雰囲気が大方わかるようになっていますのでぜひ参考にしてみてくださいね!

【15選】インドネシアジャカルタで見られる面白い文化まとめ!

では早速日本とジャカルタとの違いで驚いたことを全部で15個紹介していきます。

ぜひチェックしてみてくださいね♪

1.毎日ゴールデンウィークばりに渋滞する

渋滞の画像

まず一番驚いたのは交通事情です。ジャカルタの渋滞は世界一ひどいと言われるほど、劣悪なものです。

普通に車を走らせれば10分程度の場所でも、渋滞時は1時間以上かかってしまったりします。この写真のように毎朝、毎晩通勤ラッシュの時間帯はものすごく渋滞します。

ジャカルタは大きな道路に繋がる小さな小道がたくさんあるのですが、そこには信号や駐車場がなかったりと、交通の便を阻害する要素がとても多いんです。

都市開発が進んでいない地域と都市とがミックスしている感じです。

日本のゴールデンウィークやシルバウィークのような渋滞が、毎日そこら中で発生することに、ジャカルタに住み始めた当初はとても驚きました。

2.手信号でお金稼ぎ

交通状態がこんな感じなので、Uターンするのも一苦労。

よく警察でもない普通のおじさんが道端で手信号と笛で、交通整備をしています。

Uターンさせてもらったお礼にドライバーから20〜50円もらったりしてお金稼ぎしている姿がジャカルタ内でもよく見られます。

日本のように制服を着た交通整備の人ではなく、Tシャツ、短パンの普通のおじさんなので少し驚きました。

3.バイクの二人乗りでタクシーがわり

バイクタクシーの画像

ジャカルタでよく見るバイクタクシーですが、かなり日常的にバイクタクシーを移動手段として利用している人が多く驚きました。

シートベルトもなく、ただ後ろにちょこんと乗るだけの仕様となっています。

専用アプリで呼べば、一切歩く必要もなく自宅の前まで迎えに着てくれて、目的地の前まで連れていってくれるので慣れてしまえばとても便利な乗り物。

ですが、初めて乗った時は、ビビりすぎて死ぬかと思いながら運転手にしがみついていました。

4.休日の過ごし方(日曜のカーフリーデー)

カーフリーデーの画像

毎週日曜日に、ジャカルタの中心道路が歩行者天国になります。

6:00~11:00までの間が歩行者天国で、このように人が走ったり、サイクリングしたり、スケーボーを楽しむことができます。

普段渋滞している道だけに、自分の足で走るというのは新しい感覚でとても楽しいです。

道端には飲み物売りや、露店が出ているので、毎週祭のような賑わいをみせています。

日本人のランニング会などもあり、毎週体を動かせる場所が無料で開放されるのは、驚きでした。

5.働き方

仲間の画像

インドネシア人の働き方については、こちらに来てみて驚いたポイントです。

まず雇用形態については驚きました、アルバイトという形態は法律上許されておらず働いている人は全員社員として働いています。大学生も社員として働き、卒業してからそのまま学生時代に勤めていた場所に継続して働きつづける人もいます。

勤務時間は7時間×6日間の勤務か、8時間×5日間の働き方かを選ぶことができるのも特徴的だなと思いました。

また、インドネシアでは残業の風習があまりなく、時間きっかりに帰る人がとても多いで
す。

私は日系の会社に勤めているのですが、日本人だけ残業をしてインドネシア人は早く帰るというような光景をよく目にします。

給料の違いはありますが、日本人も自分の時間をもっと大切にすればいいのに、と思わず思ってしまうことも多いです。

6.お給料の違い

インドネシア人の新卒の給与は3万4千円程度です。

日本の新卒採用の平均が19~20万円ですので、これと比較すると大きな違いですよね。

日本人の現地採用の方であっても、15~20万円もらえるので生活格差を感じることは多いと思います。

ランチも近くの屋台で食事をテイクアウトしてくる現地社員さんが多く、一緒にランチをしたことはまだ一度もありません。

7.有給12日1ヶ月必ず1日取得

働き方に付随しますが、インドネシアでは有給が12日間付与され、必ず1ヶ月に1日間有給取得しなければならないと法律で決められています。

日本では有給の取得が難しい会社が圧倒的に多く、私も有給をなかなかとれず、退職の際に全部取得したら、2ヶ月分有給消化でかかったこともあります。

そんな日本の文化が染み付いた状態でジャカルタ入りしましたので、ジャカルタの有給取得が法律で決められているということには、心底驚きました。

1ヶ月一度リスフレッシュする期間が自動的に設けられるので、仕事に身も入りやすいですし、日本もこうあるべきだなと思える文化ですね。

8.誕生日のお祝いの仕方

お金をだしている人の画像

誕生日の祝いかたは日本とは全くことなります。

インドネシアでは誕生日を迎える人が、周囲の人に御馳走するという風習があります。

日本と同じように、会社の人が誕生日ケーキをサプライズで用意しておいてくれることはありますが、誕生日パーティを開くとなったら全部自腹です。

というのも、インドネシア では誕生日は日頃お世話になている人への感謝の気持ちを示すための日でもあるので、そのような風習になっています。

私も自分の誕生日の時は、会社の同じ部署のメンバー10人に一人1000円程度の食事を奢りました。

特に「ありがとう」とかは言われなかったけど、なんどもおめでとうと祝ってくれて、とても新鮮な気持ちで誕生日を過ごしました。

9.女性の服装

女性の写真

ジャカルタは年中平均気温30°を超える常夏の国です。

当初半袖短パン、タンクトップなど、夏服しか持ち込まなかったのですが、街を見渡すと、薄着をしているのは自分くらい。

女性は頭から、ヒジャブをかぶり、長袖、長ズボンが基本です。イスラム教徒9割の国なので、このように肌を隠している女性がほとんどです。

また、宗教上の風習で女性に触れたり、隣に座ったりすることもあまり好まれません。社内での飲み会で悪のノリしないように注意すべきですね。

女性の方は薄着をしていると、とても目立ち、犯罪に巻き込まれる可能性が高いので、ジャカルタ内ではなるべく短パンは履かない方がよいといえます。

10.犠牲祭(イード・アルアドハー)

アブラハムが進んで息子のイシュマエルをアッラーへの犠牲として捧げた事を記念する日として、ジャカルタでもお祭りのような雰囲気に包まれます。

老若男女を問わず、犠牲祭に参加する全てのムスリムは正装してモスクに集うよう求められ、所有するヒツジやラクダ、ウシ、ヤギなどの家畜を生贄にして、貧しい人に分け与えられるイベントです。

イベントが開催される直前まで生きている動物を、モスク内で屠殺し分け与えられるよう小さく捌いていきます。

写真で見せてもらいましたが、正直超グロいので、日本人の人も見に行くことができますが、見学はあまりおすすめができないイベントです。

11.1日5回のお祈り

イスラム教徒は1日に5回のお祈りをすることになっています。その頻度は信仰の度合いによってもまちまち。

礼拝所はオフィスにもモールにもデパートにもあるので、出かけた先でもその時間ごろになると、お祈りをする人が多くいます。

お祈りの回数名前お祈りの時間
1回目SUBUH (スブー)4:30( 2分程度)
2回目ZHUHUR(ズフール)12:00(4分程度)
3回目ASYHAR(アシャール)15:00(4分程度)
4回目MAGHRIB(マグリブ)18:00(10分程度)
5回目ISYA(K)(イシャッ)19:00(4分程度)

このように5回のお祈りがあるので、仕事中もお祈りにくインドネシア 人をよくみかけます。

あなたと一緒に働くであろう、現地スタッフもお祈りにいきます。サボっているとか思わずに、寛大な心で受け入れるようにしましょう。

12.毎朝聞こえるアザーン

毎朝お祈りに来る呼びかの音楽「アザーン」と呼ばれるお知らせの音が近所のモスクから流れてきます。

日本のお葬式でお坊さんが読み上げる念仏に近いものが流れてきます。

割と大きな音で流れてきますので、慣れるまでは少し時間がかかります。

13.断食の季節がある(ラマダン)

断食の頃の画像

イスラム教では1年に一回1ヶ月間程度ラマダンと呼ばれる断食の季節があります。毎年期間は異なりますが、5月頃はイスラム教徒は日が出ている間は飲食を断つ期間に入ります。

イスラム教徒じゃない人もいますので、飲食店は日中やっていますが、中がみえないようにこの写真のように目隠しがされています。

日が沈んだ時間から飲食が一斉にはじまるので、ラマダンの季節は飲食店に行けず、夕食難民になることが多いです。

20:00すぎると入れる飲食店も多くなるので、この季節の食事は時間帯に気を使います。

14.動画規制

動画を見ようとする画像

インドネシア 入りして驚いたこととして、過激な動画視聴が規制されていることに驚きました。

成人向けのアダルト動画や、女性が殺される映画などは、宗教的な理由で見れないです。

映画館でアクション映画をみた際も、女性が殺されるシーンはカットされて、生きているシーンと、迫力あるアクションのあとに死んだシーンが放映されていました。

15.コーヒーがやたらとうまい

カフェで楽しむ画像

インドネシア はコーヒーの名産地としても知られています。

ルアックコーヒーやトラジャコーヒー、マンデリンコーヒーは世界的にも有名なコーヒー豆です。

ルアックコーヒーはコーヒー豆を食べた野生のジャコウネコの糞から豆を採取し、加工したコーヒー豆で、日本では100g1万円程度で取引されるほどの高級品としても知られています。

ジャカルタで、ブラックコーヒー(アメリカーノ)を頼むと、その場でエスプレッソを落としてくれてそこにお湯が注がれたものが出てきます。

落としたてのコーヒーなので、香り高いコーヒーがチェーン店でも個人経営のお店でも飲むことができます。

コーヒーにはそこまで詳しくないですが、どこにいっても長時間置いたような酸化したようなコーヒーではなく、フレッシュなコーヒーが飲めるのは驚きでした。

カルチャーショックを軽減させるための方法!

  • 違いを否定するのではなく受け止める!
  • インドネシア人にとっては大切な文化だったりするので敬意を示す!
  • 興味深いものは何でこうゆう文化なの?と聞いてみる!
  • どうしても受け入れられないものは受け入れなくてOK!スルーしよう!

数十年日本で生活をしてきた人にとって、他国の文化を受け入れるのは時にストレスになることもあります。

文化の違いに対して、いいなあと思えることや、どうしても理解できないものもあると思いますが、インドネシアの文化に尊敬の念で常に接すると、自分自身の生活を楽しく過ごすことができます。

私の日本人の年上の知り合いで、ことあるごとに「インドネシア人だからしょうがないか」などとインドネシア人のことを蔑むような発言をする人がいます。

こうゆう発言を聞くたびに、「もったいないな〜」なんて思います。文化の違いを知ることができるのは、実際に生活できている自分たちだけしか経験できない貴重な経験です。

ぜひ海外での貴重な時間を無駄にせず、何事にも前向きに捉え、時に軽〜く受け流すような気持ちでいるといいかなと思います。

まとめ:【保存版】インドネシアジャカルタの面白い文化15選!

まとめ▼
  • ジャカルタはイスラム国家!
  • 常夏の国だけど長袖・長ズボンの人がほとんど!
  • お祈りの風習は日本とは異なるので驚くことが多い!
  • 誕生日は誕生日の人が食事を御馳走する文化がある!
  • コーヒーがおいしいのでコーヒー好きには嬉しい!

 

では今回はジャカルタでの生活を初めてすぐに、驚いたことを15個まとめて紹介してきました。

インドネシア・ジャカルタはアジア諸国の中でもイスラム国家ですので、他のアジア諸国とは一風変わった雰囲気の国だなというのが初めて訪れた時の感想です。

インドネシア人は日本人と同じように様々な性格の人がいます。一緒に働くと、様々な刺激を受けながら働けますのでとても貴重な経験ができるはずです。

私も生活を始めた当初は、日本との生活、文化の違いに驚いたものです。今となっては大好きな国になったインドネシア!ぜひ前向きにインドネシアの文化を捉えて、楽しみながら生活してみてくださいね♪